「Mahoosive Milkybar」
白いチョコバーの包み紙まで再現した巨大ケーキ
友人に誕生日の「Milkybar」ケーキを頼まれたが、ここまで文字どおりに作るとは思っていなかったはず。友人が期待したのは、普通のビクトリアスポンジにホワイトチョコのフロスティングを少し塗ったもの……。だが私の中では、MAHOOSIVE MILKYBAR ケーキを作る使命が芽生えていた!! まずヒントを探す場所は一つしかない。ひよっこ菓子職人が巨大化の先輩たちを仰ぐ PIMPTHATSNACK.COM 以外にどこがある? 得た知識を胸に、必要な道具を集め始めた。

木べらを持ち、材料を量ったら作業開始。まず MAHOOSIVE MILKYBAR の土台となるスポンジを作る。レシピはアメリカのウェディングケーキのサイトからで、分量や材料名を分かりやすく換算する必要があった。生地を直径 12” の底が外れるケーキ型に注いで焼くと、家中にいい香りが広がった。そこで誰もがするように、スプーンをなめた。恥ずかしくなんかない。


ケーキを出す時間。この冒険で最初の後悔が生まれた。安いケーキ型を買うなら、何か起こると覚悟しておくこと! オーブンから出そうと持ち上げたら底が外れた。ケーキは床へ。悔しかったが、そこで止めなかった。

生地をもう一度作り、スプーンももう一度なめた。そして今度は、無事に焼けたケーキが丸ごと冷めている。ほっとした!

冷めたら上面の薄い層を切り落として形を整え、アイシングに備えた。包みを少し開いてチョコレートが見えるようなケーキにしたかった。大きな Milkybar を 2枚溶かし、バターを少し加えて生地のように柔らかくし、伸ばしてケーキにかぶせた。裸の部分を隠すように。

チョコをかぶせたケーキが固まる間に、包み紙のアイシングを始める。まず言わせてほしい。フォンダンに色を付けるのはこの作品最大の難関で、マラソンの方が楽だったと思うくらい。45分と黄色の着色料をボトル半分使い、最初の包みの層を作ってケーキにかぶせた。赤い層も同じ苦労をして載せた。本物の Milkybar の包み紙を拡大印刷し、文字を切り抜いて型紙にした。本当は紺色の文字だけど、苦労の末に濃いグレーで妥協した。

文字を載せ、アルミホイルも付けて完成。やり遂げた! みんなで楽しみ、「MAHOOSIVE MILKYBAR!」と言い終える前に全部なくなった。
