「Hula Hoop Pimpastrophe」
巨大フラフープ菓子の大失敗
材料:
インスタントマッシュポテトの素1袋 £0.88
植物油
水
比較用の Hula Hoops 1袋
推定費用 £1.00
Hula Hoop の巨大化はこれが二度目。初回は
ポテトが液状になってオーブン中に爆発し、全部ポテトまみれ。
でもこの惨事にもくじけず、
新しい計画と、中東のハンセン病患者が作ったというおそろいの
エプロンを身に着けて戻ってきた。
まず買ってきた三種類からマッシュの銘柄を選んだ。
なめらかな仕上がりで、Hula Hoops にない
粉乳などの余計な材料が入っていない Tesco のインスタントマッシュに決定。

ボウルに入れると、私は台所から退散した。
腐った草刈りくずのようなひどい臭いに
耐えられなかった。水を加えればましになるだろう、
と思ったが大間違い。水を足すほど、このポテトの
邪悪さは増すようだった。Tesco の菜種油でさえ
この怪物を手なずけられない。やがて混合物は
パン粉のような生地になった。
少しぱさついていたので、水を増やすことも考えた。
しかし水が多すぎると、熱々の液状ポテトが
また噴き出すかもしれない。ただ、この悪臭の混合物には
Hula Hoops に必要なものが全部入っていた。(昔ながらの本物の Hula Hoops のこと。
飽和脂肪を50%減らして米粉を入れ、「健康的」にする前の。
そもそも健康志向なら Hula Hoops を食べるか? いや。)
乾燥ポテト、植物油、塩。失敗するはずがない。
少なくとも、そのときはそう思った。臭いを無視して
作業を続けた。

次に、大小二つのケーキ型を重ねて作った
巨大 Hula Hoop 用の型に生地を詰める。
二つの型の間をマッシュでぎゅうぎゅうにした。

中央の型を外し、水蒸気が逃げられるようにする。崩れないよう
内側にベーキングペーパーを巻き、重石のベーキングビーンズを
詰めた。怪物をオーブンへ。
オーブンで三時間(ガスマーク1)焼く間に奇跡が起き、
小さな本物と同じくらいおいしい巨大 Hula Hoop に
なるはずだった。
どれほど間違っていたことか。臭いはほぼ消えたが、味はひどい。
ひと口まるごと食べれば人が死にそうなほど。よい点を挙げるなら、
かなり大きく、少なくとも Hula Hoop には似ている。


このつらい経験から、Hula Hoops はきっと魔法で
作られていると学んだ。KP Snacks の人々は Harry
Potter と魔法使い仲間と手を組み、普通の人間には
完璧な形の巨大 Hula Hoop を作れないのだ(反証歓迎)。
このレシピを家で試さないでほしい。こんな邪悪なものに長く
触れていると、嗅覚に永久的な損傷を与え、
ひょっとすると脳出血まで起こしかねない。
でも心配無用。またもっと大きく、よりよい巨大化作品で戻ってくる。
ただ、ポテト系のお菓子は避けようと思う。