Pimp That Snack
言語: 日本語

「Kinder Egg – Pimp Edition」

巨大な二色の殻とサプライズ玩具を備えた Kinder Egg

金曜の夜、私と女きょうだいがこのサイトを眺めていると(以下、
「巨大化チーム」と呼ぶ)、人生の進む方向について話になった。
皆の巨大作品の成果に気後れし、私たちは
幸せな家庭生活も勢いのある仕事も無意味だと悟った――
人生を軌道に戻すには、自分たちも巨大化するしかない。だが何を
巨大化する? 初挑戦なら簡単なものを選ぶべきだったかもしれない……
でも違う……人を驚かせたい私たちは、
ヨーロッパの幸せな子ども時代の象徴、Kinder Egg を選んだ……
重さ2kg、元の100倍にもなる怪物を作るのだ。

土曜09:00:

まず店で次を購入した。

6枚の200g板ホワイトチョコ

7枚の200g板ミルクチョコ

1袋の12インチ風船(真珠色、ヘリウム対応。ただし
3歳未満の子どもには適さない)

Kinder Egg を9個(写真用に3個、調査・食用に6個を
用意した)

肉屋のひも1本、6インチ分(家にあったもの)

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture ingredients

土曜12:00~14:30

ここは研究開発の時間だ。最初に
爆発が起き、チームと7歳の助手は
熱いホワイトチョコを浴び、台所兼研究室もチョコまみれになった。
そこで風船を破裂させずに満たす方法を
試す。卵の形には風船がよいと既に決めていたので、
セットから数個取り、次のものを詰めてみた。
膨張フォーム(高い、臭い、服をだめにし、芝生を傷め、
しかも役に立たない)、砂、小麦粉、砂糖、子どものビーンバッグの豆(触り心地は
とてもよいが、これもだめ)。全部試した後、
計算の上で危険を引き受け、チョコをもっとよく冷ましてから
空気で膨らませた風船に垂らすことにした。

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture melting

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture suspension

土曜16:00

風船をひもで台所の戸棚から吊り、
ホワイトチョコを垂らして層を重ね、冷まして固めた。

土曜20:00

ホワイトチョコが固まったので、茶色い
ミルクチョコでも同じ工程を繰り返す。茶色のチョコは
垂らしてもあまりうまくいかず、
上から下へ落ちる途中で、ややもったりしてきた。手で滑らかにしようとしたが、
無駄だった。

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture brown layer

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture manual smoothing

そのころ別の部屋では……チームの一人が(本人は
匿名希望)、広げて平らにした Kinder の包装紙を
Illustrator で描き直していた。15区画に分け、A4用紙に印刷し、
セロハンテープでパズルのようにつなぎ合わせた。

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture jigsaw

日曜07:00

眠れぬ夜の後、チームは早起きして、
固まった二層の Kinder を吊り元から外した。空気の入った
お菓子を慎重に庭へ運んで置く。前日の
爆発を思い出し、卵には用心して近づき、
突き出た風船のゴムをほんの少し刺して
中の空気をゆっくり一定に抜いた。爆発の危険が
去り、装置が安全になったところで台所兼研究室へ戻し、
熱した刃物を二色の殻に通して、
二色の卵をきれいに二つに割った。

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture rock hard balloon

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture first peek

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture it's twins

日曜10:30

二つになった巨大 Kinder にチームの技術者たちが取りかかり、
マニキュアを犠牲にして、内側のホワイトチョコから
残った風船をはがした。きれいに取り除くと、熱したスプーンで
上端を少し溶かして形を直し、
より本物らしい卵形にして切り口も整えた。
これで完成。巨大なお菓子を、
小さくて見劣りする親戚のような本物の横に並べて撮影し、
切り取った瓶に収めた模造のサプライズ玩具を慎重に添え、
その瓶はレモネードのものだった。

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture the money shot

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture split shell snuff shot

「Kinder Egg – Pimp Edition」: picture careful wrapping

日曜17:30

チームは振り返り、結果をじっくり話し合った。
外側の殻がでこぼこでつやもなく、少しがっかりした。
ネット検索と父への電話で、チョコを溶かす
温度が仕上がりの見た目に重要だと分かった。
そんなの知るはずもなかった。それに
スプレー式の充填フォームで芝生をだめにしたのにも腹が立った。でも
味も食感も元の卵と同じくらいおいしく、
サプライズ玩具も市販の卵から期待できる通り十分がっかりな代物で、
大満足だ。Antiques Roadshow を見ながら、チームは殻の
半分を丸ごと食べて楽しんだ。うまい。

最終費用

研究開発費=£4.75。Polyfilla の膨張フォーム缶1本
(不要だった)

実費=チョコ£9+風船£1.59、合計£10.59

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