「Great Gummi Project 2」
はちみつ容器を型にした巨大グミベア
数年前に Great Gummi Project(http://www.flickr.com/photos/pheadlessg/sets/999174/)を見て刺激を受けた。大がかりな作品だったのは確か。でも自分ならもっと上を行けると思った。これが挑戦の記録。
まず最高のグミ、もちろん Black Forest を一袋。以前に模倣品で(もっと小規模に)試したが、同じようにはならなかった。

熊形のはちみつ容器も必要。「honey bear containers」で Google 検索すれば、はちみつ容器の販売店が見つかるはず。必要な数より多く買うことになるかもしれないが、その分巨大グミをたくさん作れる!

袋から出してふたを付けたところ。恐ろしい中身を待つ兵馬俑のように並んでいる。

作業は全体として簡単だが、少し時間がかかる。こちらはグミベア5ポンド袋の中身全部。見入ってしまうでしょう?

次は色分け。これも難しくはないが、時間がかかる。
奇形のグミはあまり見つからなかった(後の写真で見る)が、この小さなやつには気づいた。仲間はみんな濃い緑なのに、一匹だけライムグリーンで目立つ。映画の同名の登場人物になぞらえ、アルビノのグミに見えたので「Powder」と名付けた。残念ながら映画の彼と違い念動力は見せなかった。

仕分けをしている間、Powder がずっとこちらを見ているようで、この小さなやつに情が湧いてきた。それでも溶解鍋の炎からは容赦しないと誓った。
約20分後に仕分けが終わり、色別のお菓子が調理台を美しく埋めた。手は油を塗るクッキングスプレーで覆われたよう。手を一度洗ったら次へ。

ご覧のとおり、各色の完璧な純度を混ぜないため、家にあるへらを全部動員した。ごく弱火でゆっくり溶かす。これなら熊の容器を準備する時間もあるし、一匹ずつグミのマグマの中でゆっくり死ぬのを眺める、少し病的な喜びもあった。家で試す人へのヒントはステンレス鍋を使うこと。右奥の黒い鍋ではあまりうまく溶けず、ほかの倍以上かかった。

続いて熊形のはちみつ容器を準備する。
初めて試したときはグミのマグマをそのまま熊の容器へ流した。見た目も味もよかったが、型から取り出すのに約10分かかった。後で分かるとおり、溶けたグミは宇宙で一番べたつく物質だ。家の絵を掛けるのにも使い始めたほど。そこで滑りをよくする何かを使おうと考えた。グミを仕分けた後に手が油っぽかったので、油ならくっつかないはず。植物油を数滴入れ、何度か振れば容器はくっつきにくくなった。
その間もグミは溶け続け、最初は鼻水のようなどろりとした状態になる。小さなグミの悲鳴が聞こえる気がしたが、使命をやめる気にはならなかった。
かき混ぜる必要も、ほとんど見張る必要もない。均一などろどろにきれいに溶ける。むしろ混ぜると、マグマが触れたものを何でも貪欲な映画の Blob のように包んでしまい、面倒だ。

緑のグミを途中で混ぜてみたのは初心者の失敗。ご覧のとおり、へらは命からがら抜け出した。マグマの引力の筋をつたって脱獄を試みるグミも見える。すぐ死の鍋に戻したが、その挑戦には敬意を表する。

友達の Powder は最後まで残した。淡くてかわいい小さな頭が、ほかのグミのマグマの上から顔を出したままゆっくり沈む。まるで Terminator 2 の死の場面だ。悲しくはなかった。色も硬さも同じグミばかりの、もっとよい場所へ行くのだと思ったから。
ほどなくして(弱火で約10分)、グミは全部溶け、マグマは透明になった。光沢があり、色も均一だが、まだどこか不穏。鍋から跳び出して顔に貼り付きそうだった。へらはマグマの瞬間接着剤のような硬さのおかげで、すっかりコンロにくっついていた。注意を一つ。溶けた砂糖を扱ったことがある人なら分かるが、これを素肌に付けると控えめに言ってもひどくつらい。とても熱く、皮膚に貼り付くので、注ぐときは慎重に。

調理中は一人だったが、カメラのタイマーで最初にグミを注ぐ瞬間を撮れた。液体のエメラルドみたいで、菓子職人のポルノとはこんな見た目だろうと思う。

注ぐとマグマは逃げようとする。特に流れの両側が冷えると、まだ流れるマグマを鍋から誘導する厚い筋になり、やがて外れて熊の容器へベタベタ落ちる。へらを動かし続けよう。漏斗のようなものがあれば、それも使えるかもしれない。
あとは残りの色でも繰り返し、ふたを付け、全部冷蔵庫で一晩置くだけ。翌日はこんな姿。

X-ACTO ナイフではちみつ容器を切ると、バターのように切れた。グミの混合物はプラスチックと一緒には切れないほど丈夫だったらしい。刃先が中へ入ってもグミはしなって避け、ナイフが通り過ぎると元の形に戻る。これが完成品。

一番難しかったのは、写真を撮る間、小さなグミを巨大版の前に立たせておくこと。溶かして再び固めると、味は限りなくよく(甘く?)なると分かる。ただし先ほどのとおり、かなり硬くなるので歯と顎の運動になる。最初の一匹の頭をかじった(理由は、かじりたかったから)。飲み込めるまで噛むのに約10分かかった。
私の Great Gummi Projects への追加作品を、皆さんが楽しんでくれたらうれしい。
次は巨大な Swedish Fish を試すかも。