Pimp That Snack

「The Rocher Project」

ウエハーの殻まで再現した巨大 Ferrero Rocher

Pimp That Snack を見つけた瞬間、私たちもこの世界規模の巨大化計画に加わると決めた……問題は 何を 巨大化するか。いろいろなおいしい菓子を調べ、大使のお気に入り、Rocher に決めた。

成功の鍵は殻にある(以後「ワッファー」と呼ぶ)。これだけでも 相当な 話し合いと、いくつかの試作が本番前に必要だった。だが話を先に進めすぎた。最初から語ろう。

最初は地元の Asda で買い物。

ヘーゼルナッツ大袋2つ
アイスクリーム用ウエハース(ワッファー)4袋
チョコスプレッド4瓶
ミルクチョコ8枚
金色の包装紙
本物らしく見せる茶色の厚紙、金色のペンなど
(結局、使った以上に買ってしまった……)

制作費の見積もりは£9.39。

「The Rocher Project」, photo 1 of 12

前述の通り、ワッファーを完成させる方法をいくつか試し、名案にたどり着いたと思った。同じボウル二つにバターを塗る。一方の内側、もう一方の外側にウエハースを成形すれば、カリッと乾いたとき片方がもう片方にほぼかぶさるはずだ。アイスクリーム用ウエハースを熱湯に浸して柔らかくし、油脂を塗ったボウルに編み込んで形を作った。

「The Rocher Project」, photo 2 of 12

ワッファーの半球は、焦げたりむらになったりしないよう低温で長時間焼く必要がある。個々のウエハースが乾いても一体の殻になるかが最大の心配だった。幸いチームには食品科学の教師がいて、卵白を構造に塗るという名案を出した。天才的だと思い、卵白を塗ってオーブンへ。ものすごく、ものすごく長い時間。

「The Rocher Project」, photo 3 of 12

その間にチョコスプレッドの中身を作る。しかし Rocher はあまりに大きい。チョコスプレッドはひどく重く、繊細な殻が耐えられるか心配だ。皆で考え、泡立ててできるだけ空気を含ませることにした。Rocher を本物らしく保つには大切だ。

「The Rocher Project」, photo 4 of 12

ところで最初のチョコスプレッドを泡立てるとき、勢いをつけようと牛乳を少し入れた。全然うまくいかず、重く固いチョコの塊になった。それを脇に置き、次の瓶はピーナッツオイルと一緒に泡立てた。

次は焼けたワッファーの殻。砂糖シロップを塗って、またオーブンへ戻す。

「The Rocher Project」, photo 5 of 12

次は Rocher の中央に入れる怪物ナッツ作り。丸ごとのヘーゼルナッツという魅力は残したい。そこでチョコを溶かして、丸ごとの実をくっつけ、さらにチョコを足して何度も繰り返した。出来上がりがこれだ。

「The Rocher Project」, photo 6 of 12

ライターは大きさを比べるためだけに置いた。

殻をオーブンから出して完全に冷ますと……(長い時間がかかった。その間ビールを飲み、夕食を食べ、さらにビールとウォッカと「ロシアン」コーヒーを飲んだ。気になるなら(コーヒー、ウォッカ、Baileys の混合だ))

「The Rocher Project」, photo 7 of 12

……一方の殻へチョコスプレッドをたっぷり入れた。どさっと入れたと言っても、ワッファーの強さがまだ分からず、実際はとても慎重だった。心配は無用。牛のように頑丈だ。

そこへ巨大ヘーゼルナッツを入れる。

「The Rocher Project」, photo 8 of 12

ナッツの中心の上へチョコスプレッドをさらに盛り、上側の半球には少なめに入れた。そして二つの半球を、非常に慎重に合わせた。

先ほどの重いチョコの失敗作を捨てていなくて幸いだった。チョコのパテとしてぴったりで、二つを簡単につなぎながらチョコ天国を保てた。

ヘーゼルナッツ一袋を Magimix(ほかのフードプロセッサーでも可)へ入れ、細かい粒になるまで砕く。電子レンジでチョコを溶かし、混ぜ合わせた。

チョコとナッツの混合物を冷水の湯煎で冷やし、Rocher の上半分へ細心の注意で塗った。垂れてもよいように焼き型に置き、塗装開始。このとき、冷凍庫の引き出しを一月の寒い夜の庭のバーベキューの上に追いやった。もうすぐ Ferrero Rocher そっくりになるものを収める高さを確保するためだ。

冷凍庫で三十分。戻ると半分の Rocher はかなり固い。素早くひっくり返し、下腹にも塗り始めた。

「The Rocher Project」, photo 9 of 12

終わったら再び冷凍庫へ三十分。

この頃には午前3時、作業開始から10時間。そう、10時間だ。やる気はかなり落ちていた。だが冷凍庫から現れた姿に皆誇らしくなった。Rocher を量ると、彼女は(私たちが生んだのだから)2.2kg(巨大化倍率は159倍。元の FR はたった14グラムだ)。

「The Rocher Project」, photo 10 of 12

寝る。眠る。

翌日、チョコの花のようにすっきりした気分で包装を作る。

厚紙は Blue Peter 風の工作で、週の初めに準備済み。金紙をしわにし、FR のロゴを拡大して上に載せれば完成! これが堂々たる Rocher の姿だ。

「The Rocher Project」, photo 11 of 12

最後に断面……。ここで子どもじみた失敗をした。興奮と自分たちの誇らしさで胸がいっぱいになり、皆が携帯で写真を撮ることに必死で、本物のカメラで撮るのを忘れた。何て間抜けだ。現代の技術に救われ、携帯からパソコンへ Bluetooth で写真を送った。画質の悪さはご容赦を。信じられない失敗だ。ばか者たち。

「The Rocher Project」: the cross section

皆、この成果を誇りに思う。本物らしい FR を作る鍵は殻だという確信は変わらない。そして私たちはやり遂げた! やった!

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